UR賃貸への引越、内見~契約、インターネット接続までの実体験

前々から個人的に気になっていたUR賃貸のお部屋に思い切って引っ越してみたので、今回はその時の事をお話したいと思います。

本当は今年の秋頃の引越しを予定しておりましたが、狙っていた物件のちょうど良い間取りの部屋の空きが出たために、急遽の引越しとなりました。

内見方法や申込方法、入居審査から契約に至るまでの出来事を記載しておきます。

入居までの詳しい方法だけが知りたい方はUR賃貸のホームページをご覧になった方が早いので、そちらをご覧下さい。

この記事ではあくまで私の実体験をお話する場とさせていただきます。

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UR賃貸住宅とは

「UR賃貸」という名前だけは聞いたことがある方も多いかと思いますが、具体的には独立行政法人都市再生機構が管理している賃貸住宅のことを指します。

独立行政法人というと少しわかりづらいかもしれませんが、イメージとしては国から直接依頼された仕事を請け負っている法人(依頼されたというよりは国が立ち上げたというニュアンスの方が近いかも)、というのが当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

独立行政法人の詳しい意味を知る必要はございませんが、日本という国そのものが関わっているという点で、よく分からない不動産屋を利用するよりも非常に安全安心な法人であるというのは間違いありません。

UR賃貸は礼金・仲介手数料・更新料がゼロ

通常の賃貸契約の契約金

UR賃貸以外の物件でも、礼金がゼロの物件は稀にありますが、仲介手数料がゼロの物件は基本的には存在しません。

元々仲介手数料が低く設定されている会社は別の名目で費用が発生する可能性が高いので、契約金のトータルの金額で考えると仲介手数料の金額が低くても仲介手数料が高くてもあまり変わらないことが多いです。

少しでも安くお部屋を借りたい方は仲介手数料という名目に拘らず、契約金全体でいくら費用が発生するのかを考えましょう。

契約金として最低限発生する名目としては以下のものが挙げられます。

・敷金

・礼金

・日割賃料

・前家賃

・鍵交換代(新築ではない場合)

・火災保険料

・仲介手数料

・保証会社利用料(連帯保証人が用立てられない時に)

これらの名目以外に料金が発生する場合は要注意です。

UR賃貸の契約金

その点、UR賃貸の契約金は極めて明朗会計です。

敷金+日割賃料+前家賃=契約金です。

たったこれだけです。

礼金も無ければ、仲介手数料もない。

おまけに鍵交換代も存在しません。

また、関東の物件であれば通常2年ごとに発生するであろう更新料も存在しません。(ちなみに関西では更新料が発生しない物件の方が多いです。更新料という概念がそもそも根付いていないようなのです)

契約に付随するもう一つのメリットとしては、連帯保証人が必要ないという点です。

これにより通常の賃貸契約のような連帯保証人とのやりとりの煩わしさから解放されます。

当然保証会社は必要ございません。

火災保険に関してはUR賃貸側から加入を義務化されることはありませんが、万が一のために加入しておくことをオススメします。(どうしても加入したくないという方は入らなくても特段罰則はありませんが、万が一の際には自己責任になってしまいますのでご注意を)

ちなみに私は新型火災共済(県民共済)に加入しております。

マンションにお住まいの方(3人家族程度)で1年間2,000円~3,000円程度の費用で済みますので、UR賃貸にこれから住む方、若しくは火災保険未加入の方は1度ご検討してみてはいかがでしょうか?

内見予約はネットか電話

UR賃貸の物件は基本早い者勝ちです。

ネットの情報は鮮度が高くないので、一番良いのは内見したい物件を管理しているところに電話してしまうことです。

また、ネットでの内見予約は予約を取ってから2週間以内に内見しなければならないといった制限がつきます。

2週間経つと自動的にキャンセル扱いとなってしまいますので、注意しましょう。

かくいう私もネットで一度内見申し込みをしましたが、2週間以内に内見という制限を受け、一度キャンセルになってしまいました。

実際に物件を見に行ったのはネットで内見予約をしてから3週間後の事でした。

その時は直接管理事務所に電話し、もし物件が残っていたら見せてくださいとお願いしました。

今回の我が家の引越しは長距離だったのですが、長距離の引越しの場合、早い者勝ちであるUR賃貸のお部屋探しは不利であるように感じました。

内見に行くタイミングも難しく、物件が内見できるその時まで残っている保証がないのが辛いです。(2週間であれば抑えておくことができますが、うまく都合が合わないと無情のキャンセル・・・)

逆に近場でのお引越しであれば、早い者勝ちという点もメリットでしかないですね。

申し込みは簡単

お部屋が気に入ったら次は申し込みです。

UR賃貸の申し込みと契約はUR営業センターでしか受付してもらえません。(内見後にすぐ申し込む場合、一旦仮申し込みのような形を取りお部屋を抑えた後、正式に申し込みする場合にはUR営業センターに出向く必要があります)

基本的に申し込みと契約は別日になりますが、当日に両方行うことも可能です

申し込み時には住民票や収入証明の提出が必要となります。

また申し込み資格を備えている必要があります。

詳しくは下記のUR賃貸ホームページをご覧下さい。

https://www.ur-net.go.jp/chintai/rent/requirements/

通常の賃貸契約と異なり、入居審査の基準がハッキリしているのもUR賃貸の特徴です。

基準を満たしていれば確実に入居できます

また、一時払い制度(家賃1年分を前払い)により入居審査を省いて入居することもできます

ちなみに私も一時払い制度により入居しました。

一時払い制度では入居審査がない代わりにまとまった出費が必要となります。

私の場合には月初の入居ということもあり、日割賃料が丸々1ヶ月分かかりました。

さらに敷金2ヶ月分と家賃が1年分なのでおそよ家賃15ヶ月分の費用がかかった形です。

一時払いでお考えの方は、最低限家賃15ヶ月分の出費があるということを念頭に入れておいてください。

契約に必要な書類は住民票のみでした。

通常の賃貸契約では考えられませんが、契約関係の書類に関しては負担がまったくありませんでした。

契約のすべてが通常の賃貸契約よりも楽でしたが、ただ1点デメリットに感じたこともありました。

といっても特殊なケースかもしれませんが、私が体験したこととして一応記載しておきます。

関東地方の物件は関東地方のUR営業センターで契約

私は東海地方から関東地方に引越ししたのですが、関東地方の物件を契約したので、契約場所も関東地方となりました。

個人的にはせっかく東海地方から関東地方まで出向くわけですから、契約した日にそのまま入居したいという思いがありました。

しかし、UR賃貸の物件は契約後すぐに入居できる訳ではなく、契約締結後に鍵交換や簡単な清掃が入るようです。

そのため、契約締結後にもう一度関東に出向く必要があったのです。

新幹線代も安くはないですから、このシステムだけはなんとかしてもらいたいものです。

UR営業センターは全国にあり、前住所の近くにも存在していたのに少し不親切なシステムだなと思いました。

ちなみになぜか関東地方の物件であっても大阪での契約は可能でした。

結局私の場合、東京まで新幹線で行くよりも大阪まで行くほうが近かったため、大阪で契約させていただきました。

私の仮申し込みの資料を大阪まで郵送したそうですが、それであればどこのUR営業センターでもできるのでは?と今でも思っております。

ちなみに契約時間は1時間半~2時間程度。

重要事項説明がない割には、その場で契約書を作成するため多少時間はかかった印象です。

そういえば、契約に出向く日を伝えてあるのに、なぜあらかじめ契約書を作成しておかないのかという点も不満ではありました

鍵の受け取り

鍵の受け取りは物件近くの管理事務所で行いました。

鍵の受け取りで注意したいのは、身分証明書以外に鍵の受け取り用の書類を持参しなければならないからです。

書類は契約締結時に貰えますが、誤って新居に送る用のダンボールに入れて当日持参しないと鍵を受け取ることができないようです。

何度も念を押されたので、書類を忘れると本当に鍵を受け取れないようです。

身分証明書だけでも良さそうですが、過去に何かトラブルでもあったかのように受け取れました。

入居後の感想

入居後は通常の賃貸契約と全く変わりません。

鍵の受け取り時に住宅等点検確認書という書類が貰えますので、新築でない場合には不具合を確認しておきましょう。

入居後すぐにこの書類に記録を残しておくことで、不具合等の責任を免れることができます。

書類提出以降はトラブルがあった時のみ管理事務所に連絡する形で、それ以外では特にURの方々とお会いすることはございません。

ここからは新生活を大いに楽しむことになります。

インターネットについて

皆様も気にしているであろうUR賃貸のインターネットについて少し触れておきます。

UR賃貸の建物では関東の場合、「BB-EAST」、関西の場合には「BB-WEST」というインターネット接続サービスが提供されております。(UR賃貸の中にはサービスが使用できない建物もあるかもしれませんので、直接ホームページにてご確認ください)

我が家は残念ながら光配線が導入されていないマンションでしたので、auひかりの都市機構デラックス(VDSL方式)か、上記のBB-EASTのどちらかを選択することになりました。

ちなみに、最近流行りのソフトバンクエアーは提供外エリア、wimaxは自宅内だと電波が微弱でした。

余談ですが、NURO光の導入も試みましたが断念しました。

NUROの開通工事の依頼をしていたのですが、NUROの担当の方と話しを進めていくうちに、UR賃貸側でNUROの工事を拒否しているようなニュアンスのお話をされました。

つまり、現状ではUR賃貸の物件にNUROを導入するのは難しいと思われます。

私の住んでいるエリアが電柱のない特殊なエリアだということも関係しているかもしれませんが、UR賃貸にお住まいの方でNUROを導入されたという方がいらっしゃいましたらぜひご一報いただけたらと思います。

少し話が逸れましたが、都市機構デラックスとBB-EASTのうちどちらを導入したかというと、BB-EASTの方を導入いたしました。

どちらを選んでも下り最大100Mbpsしか速度が出ませんので、その点はあまり気にしておりませんでした。

決め手はやはり料金です。

auひかり都市機構デラックス:プロバイダ料金込みで3,800円(税抜)

BB-EAST:プロバイダ料金込みで1,750円(税抜)

BB-EASTの方が圧倒的に安いです。

これだけ安いと使用者が多くなり、速度がどこまで出るのか?という疑問がありましたが、一度BB-EASTを試したのち、速度が出ないようであればauひかりに乗り換えようと思いました。

また、申込日の翌日の午後からす使用出来る点(ホームページには翌日午後と書いてありますが、私の場合翌日の午前10時頃から使用できました)や契約月無料退会の際の違約金が発生しない点も魅力的でした。

気になる速度ですが、日曜日の夜9時で56.65Mbpsも速度が出ていました。

この数値は非常に優秀といえるのではないのでしょうか?

今のところまったく不自由していないので、当面の間BB-EASTを使用していきたいと思っております。

まとめ

UR賃貸の引越しはとにかく簡単、そしてとても安いです

唯一デメリットがあるとしたら、物件が限られていることでしょう。

今後新しく物件が建つことも予想されますが、現状とてつもなく多い訳ではございません。

住みたい地域にUR賃貸が存在しなければそれまでです。

しかし、それ以外の点では通常の賃貸契約と比べても快適な点がとても多いです。

まだ住み始めたばかりなので、お部屋を解約する気はまったくございませんが、仮に退去しようとすると退去の予告は2週間前でOKだったりします。

通常の賃貸契約では、退去の予告は1ヶ月前や2ヶ月前にしなければならないのです。

また、退去時の原状回復費用が安いことも有名です。

平成27年度の退去時の入居者平均負担額はおよそ3万2000円だったそうです。

この金額は大手ハウスメーカーの賃貸物件のルームクリーニング代のみの費用相当です。(つまり大手ハウスメーカーの賃貸物件ではこの金額が下限となるわけです

大手ハウスメーカーの賃貸物件ではこの他に、入居者の負担が発生する可能性があります。

もちろん全ての方がこの金額になるわけではございませんが、平均負担額がこの金額になるというのは驚異的な安さといってよいでしょう。

まとめなのにまったくまとまっておらずに申し訳ございませんが、当面の間、UR賃貸に住み続けようと思っておりますので、また何か気づいたことがあったら記載していこうと思っております。

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コメント

  1. さき より:

    此からURさんの内覧にいくので、すごく分かりやすくて感動です。ありがとうございました。