久しぶりに面白いドラマに巡り会えました。
往年のサバイバルドラマ「LOST」に勝るとも劣らない名作の予感です。
その名も「THE100/ハンドレッド」です。
このドラマは2017年7月現在、Netflix限定のドラマとなっております。
現在Netflixではシーズン3までの配信となっておりますが、アメリカではシーズン5の放送まで決定しているようです。
余りにも面白かったので、今回は簡単にあらすじや見所などをご紹介していきたいと思っております。
目次
あらすじ
アーク
物語は核戦争の97年後からスタートします。
核戦争の影響で地球上の生命は絶滅してしまいます。
残った人類は、核戦争が起こる前に宇宙に住んでいた者たちだけです。
居住ステーションをアークと呼び、人々はこのアークで生活しております。
酸素不足
アークには致命的な欠陥があり、このままだと将来的に酸素不足に陥ってしまうことが判明します。
そこで議会は、再度地球に居住する計画を立てました。
この時点では地球が居住できる状態かどうかがまったく分かっておりません。
ハンドレッド計画
地球が居住可能か確かめるために、18歳未満の100人の囚人たちを地球に送り込む計画です。
この計画がこのままドラマタイトルになっていますね!
物語の始まりはこのハンドレッド計画な訳です。
無事に地球にたどり着きます
あっさりと地球にたどり着きますが、ここからがこのサバイバルドラマの始まりです。
グラウンダーと呼ばれる地球人(地球人の生き残り)や、マウントウェザー(軍事基地)の住人の登場など、目まぐるしい展開が続きます。
キャスト
キャストも魅力たっぷりな人たちが揃っております。
クラーク・グリフィン役:イライザ・テイラー
オーストラリア出身でとても美人な女優さんです。
物語の主人公で賢くまじめだが、非常な面も持ち合わせております。
危機的状況で多くの葛藤を抱えるクラークに注目しましょう!
ベラミー役:ボブ・モーリー
勝手にチョイ役だと思っていたのですが、物語が進むにつれて、メインキャラクターらしい存在感がでてきたように思えます
序盤はクラークと対立しますが、中盤以降は頼れる仲間となってクラークを支えます。
フィン役:トーマス・マクドネル
クラークの良き理解者であったが、恋人のレイブンとの間に気持ちが揺れ動いております。
フィンに関しては後半の度肝を抜く展開をぜひその目でご覧になってください。
オクタヴィア役:マリー・アヴゲロプロス
ベラミーの妹です。
アーク内の床下に16年間隠れていたという強者です。
地球に降り立ったあとは、自由を満喫しておりますが、そんな妹がベラミーは心配な様です。
ある日を皮切りに、いきなり戦士になるとてもクセの強いキャラクターです。
アビー役:ペイジ・ターコー
アークの議会メンバーの1人であり、クラークの母親でもあります。
何か大きな秘密を持っていそうなアビーには序盤から注目です。
ケイン役:ヘンリー・イアン・キュージック
どこかで見たことがある顔だと思っていたのですが、まさかの「LOST」のデズモンド役の方でした!
物語もLOSTに似ている部分があるのに、役者さんまで寄せてくるなんてこれはもう第2の「LOST」と言っても過言はなさそうですね!
キャラクター的には序盤こそ悪ぶりますが、実は唯一の真人間なのかもしれません。
ジャハ議長役:イザイア・ワシントン
こちらもまさかの「グレイズ・アナトミー」のバーク役の方でした。
あちらを降板したと思ったら、ハンドレッドの方に出演されていたんですね!
全てを見通したかのような発言が多いですが、段々と宗教的な感じになっていく様に注目です。
他にも個性豊かな脇役たち
・マーフィー ベラミーの子分 物語後半から意外なキーマンに!?
・ウェルズ ジャハ議長の息子で、とても正義感が強い
・ジャスパー 陽気なキャラクターだが、ある日を境に闇を抱える
・モンティ ジャスパーの親友 とてもメカに強い
・リンカーン グラウンダーだが、最初にアークの仲間になる
・レイヴン フィンの恋人だが、クラークとフィンの関係を知り、揺れ動く
ストーリーの展開がとても早い
話がどんどん進んでいくので、集中してご覧になってください。
グラウンダーが敵になったり、味方になったり、中立になったり、少しでも目を背けると今誰が味方なのか分からなくなります。
時間に余裕があるときにゆっくり鑑賞するのがオススメです。
基本は若者たちのお話
父・母世代のキャラクター達も登場しますが、メインは若者たちです。
若者たちが生き残りをかけてどのように過ごしていくのかを描いたドラマです。
ちょっとSFも入っているので、リアリティ感は少ないかもしれませんが、私はSFも好きなので楽しく見れました。
次に起こることは予測できない
私はこの手のドラマだと、いろいろと展開を予想しながら見るのですが、まったく予想が当たりません。
こうなるだろうなと予想しても次の瞬間まったく違う出来事が起こります。
良い意味で何度も裏切られるドラマとなっております。
まとめ
特に注目してみて欲しいのは、やはりクラークの生き様とでも言うのでしょうか。
若い女の子には見えない強さを持っております。
また、ベラミーというキャラクターは作中で何度も大きな成長をしていきます。
悪ぶったりするのですが、それはベラミーの真意ではなく、そのあたりを注目して見ると、大変面白く見れるのではないかなと思っております。