生活

ブラックトライアングルに気をつけろ。大人の歯列矯正

私は子供の頃から歯並びがとても悪かったです。

当時はそんなに気になりませんでしが、社会に出るようになってからは違います。

私の場合、人前に出るような仕事なので他人から指摘されることもしばしば。

育ちの良さの指標の一つが歯並びだともいいます。

裏を返せば歯並びが良ければ育ちがよく見える

これはもう歯列矯正するしかない!

ということで20代の後半に差し掛かった時に歯列矯正してしまいました。

今回はそんな私の体験記をご紹介いたします。

典型的日本人の歯並び

私の歯並びは基本的に叢生(そうせい)と呼ばれるグダグダな歯でした。

といっても前歯とそのとなりの歯だけで他の歯はパッと見は普通です。

日本人は骨格的にも少し前に歯が出ていることが多いのですが、私の歯も全体的に少し前に出ているような状態でした。

私が1番気にしていたのは、前歯の隣の歯が前歯の後ろに隠れている状態だったことです。

正面から見ると歯が欠けているように見えるのです。

当時は上記のような状態なんだよと人に説明するのが面倒だった記憶があります。

費用はピンキリです

私は矯正専門の歯科医院に通っていました。

矯正が専門ではない歯科も探しましたが、結局は私の通っていた所が最安値だったのでそこに決めました。

費用は50~60万円前後、さらには追加費用が発生しない

調べてみると分かると思いますが、大人の歯列矯正の中では非常に安い部類に入ります。

料金が高ければ良いというわけではありませんが、100万円以上の費用がかかるところもたくさんあります

私の場合、社会人になってから日が浅い事もあり、費用をあまりかけれなかったので審美的な事よりも料金に比重を置きました。

私が行っている歯列矯正は最もポピュラーなタイプのもので、誰が見ても歯列矯正していることが分かるアレです(笑)

マウスピースタイプや裏側矯正など、歯列矯正をしていることがバレたくない人用の装置もありますが、そういった装置は必然的に料金は高めになりますので、自分の状況にあった装置を選びましょう。

写真で見るとヒドイ歯並び

歯列矯正の始まりは写真撮影です。

自分の歯並びを改めて写真で見たとき、驚いたのを今でも覚えております。

普段鏡で自分の歯を見るときは、正直なんとも思わないのです。

しかし、写真で自分の歯を見たときは絶望しました

こんなにもグダグダな歯並びで人前に出ていたのかと!

自分が恐ろしい。

写真を撮ったあとに歯の型取りをしました。

ブラケット(ワイターを通すための金属)という装置を歯につけるためです。

ここまでで初回の診療は終了しました。

早速ブラケット装着

2回目の受診で早速ブラケットを装着しました。

最初の頃は細いワイヤーを通しますが、段々と太いワイヤーになっていきます。

ここからはひたすら月1回受診して、ワイヤーを交換するということの繰り返しでした。

この時困ったことは大きく3つあります。

ブラケットが取れること

ブラケットをつけた当初はよく取れました。

しっかりと歯に接着するまで時間がかかるようです。

1度取れてしまうと1ヶ月後の定期受診まで待つか、緊急対応してもらうかの2択になります。

放置しても問題ないといえば問題ないのですが、場合によっては治療の進行が遅れます

私は少しでも早く終えたかったので、取れた場合には必ず受診していました。

先程も申し上げましたが、私が通っていた歯科医院は追加料金が発生しません。

実はその都度追加料金が発生する歯科医院はとても多いのです。

誰のせいでもないとはいえ、歯列矯正にトラブルは付き物です。

何年間も歯科医院に通うのに、トラブルの際の対応が有料だと行く気がなくなるということも考えられます。

そういった視点からもよく考えて歯科医院を選ぶことをオススメします。

歯が動いてくるとワイヤーが口内に突き刺さる

歯は綺麗に並ぶ過程でどんどん動きます。

そうすると歯が動いた分、ワイヤーが奥の方に伸びていきます。

奥の方に伸びると頬の裏側あたりでチクチクと突き刺さります

これが地味に痛い。

というか普通に出血します。

耐えることも当然できますが、ストレスになるのでこちらも緊急対応してもらっていました。

もちろん無料です。

この症状はこのタイプの歯列矯正であれば、全ての人が体験するのではないでしょうか?

ワイヤーを交換するたびに痛む

ワイヤーを交換するときに少しずつ太いワイヤーに変えるので、そのたびに歯に締め付けられるような痛みを感じます

1週間程度すると気にならなくなりますが、毎月のことなので不快感は強いです。

これが嫌で矯正を途中でやめる人がいるくらいです。

歯の痛みって特殊なので耐え難いですよね。

1ヶ月に1度ビンタされる方が楽かもしれません。

ある程度歯が並んできた所でまさかの抜歯

これは完全に予定外でした。

経緯を説明すると、歯並びそのものは意外と早く綺麗になりました。

1年も経っていなかったと思います。

いつもどおりワイヤーを交換しに行ったある日、担当の先生から歯が全体的に前に出ているため綺麗な口元ではないと助言を受けました

そしてその上で抜歯してみてはどうかと提案されました

抜歯することなんて考えてもいなかったので困惑しましたが、せっかく歯並びを良くするのに見栄えが良くならなければ意味がないと思い抜歯をすることを承諾しました。

抜いたのは合計8本。

上下左右の前歯から4本目の歯と親知らず4本です

抜歯は2週間ごとに2本ずつ抜いていきました。

最初は同日に全て抜いて欲しいと頼んだのですが、そうなると総合病院かどこか大きな病院で入院になるようです。

抜歯で入院なんて大げさだなと思いつつも、仕事もあるので仕方なく通院での抜歯を選択。

2ヶ月近くかけて8本の歯を抜いたのですが、かなり大変でした。

2本抜いては痛み、痛みが引く頃にまた2本抜く。

なんの罰ゲームかと思いました(笑)

この罰ゲームの甲斐あってか、今はとてもスッキリとした口元を手に入れることが出来たので結果的には満足しております

抜歯の影響で遅れる治療

せっかく歯が並び終えてきたのに、大きな穴が4つ空いた状況になりました。(親知らずは一番奥の歯なので治療の進行には影響が出ないです。)

次はこの隙間を埋める作業に入りました。

といっても、やることは変わらずワイヤーを交換し続ける日々です。

抜歯してからさらに1年半経過した頃にようやく歯並びが整ってきました

この時点でトータル2年半近くかかっております。

ブラックトライアングルの出現

歯が並び始めてきた頃です。

下の歯の歯茎に隙間があることに気づき先生に質問しました。

返答は「大人の歯列矯正の場合は高確率でブラックトライアングルが出来ます」でした。

・・・

聞いてないんですけど???

大人で歯列矯正する方は、必ずブラックトライアングルについて先生に確認しましょう!

これ大人の歯列矯正で1番重要です

私の場合は歯の下の部分で人からは見えない部分とはいえ、かなり気になります。

ブラックトライアングルの大きさは米粒一粒ぐらいです。

悲しいですが医療過誤などではなく、大人の場合はどうしてもブラックトライアングルができる可能性が高いので、大人になってから歯列矯正を考えている方はブラックトライアングルができることも了承の上で歯列矯正を行ってください。

ちなみに私は、ブラックトライアングルをレジンという素材で埋めてもらいました

完全に埋めることはできませんが、一見ブラックトライアングルの存在が分からないレベルにまで綺麗にして貰えました。

あらかじめブラックトライアングルができた後の対応も聞いておくのが良いでしょう

更なる微調整の末、ようやく装置が外れる

素人目には良い歯並びに見えても、咬み合せの問題だったり微妙な微調整が3ヶ月は続きました

矯正の終盤では輪ゴムを自分で装置に引っ掛ける作業も増えました。

輪ゴムの力を利用することで、歯を積極的に動かすことができるようです。

輪ゴムを引っ掛けるのは容易いのですが、輪ゴムの影響で歯への負担が大きくなりかなり痛みます。

ワイヤーを変えた直後と同様で1週間ぐらいすると痛みは引いていきます。

そうして彼此3年は経過したときに、ようやく装置が外れました

保定期間はブラケットを付けていた期間以上

装置が外れても、歯列矯正は終わりません。

ようやく折り返し地点なのです。

ブラケットの代わりに、リテーナーという歯を固定する保定装置を付けます

リテーナーには歯の裏側に固定しておくタイプと、取り外しが可能なタイプがあります

私の場合は両方のリテーナーを使用しています。

取り外し可能なタイプだと、油断してリテーナーを付け忘れるとあっという間に歯が元の状態に戻っていきます。(といっても完全に元には戻らないそうですが・・)

ブラケットを外した直後は非常に歯が動きやすいのです。

せっかく綺麗な歯並びにしたのだから、出来ることなら永年綺麗なままでいたいですよね。

固定式のリテーナーを併用することにより、歯が動くリスクを最小限にすることができるそうです

ここまではずっと月1度の受診でしたが保定期間に入ると、2ヶ月に1度、半年に1度と少しずつ受診する期間が長くなっていきます。

基本的に装置がしっかり付けられているかどうか見るだけなので、最悪行かなくても良いのかなって私は思ってしまいます。

ただし歯が動いてしまった場合には、再度ブラケットをつける所からやり直す可能性もあるので、保定期間とはいえ不安な方はしっかりと受診しましょう

保定期間その後

実は今現在も保定しております。

保定歴4年目です。

そろそろ裏側のリテーナーは外しても良さそうですが、取り外し式の装置だけでは不安で結局付けたままです。

特にリテーナーをしていることで生活に不自由はありません。

取り外し式のリテーナーは壊れなければ永年使えるので、保定期間後も夜寝る前は継続して使用したいと思っております

ハッキリ言って歯列矯正にデメリットはありません。(ブラックトライアングルだけ気をつけて)

私は歯並びが綺麗だと人生で初めて言われました。

今は歯列矯正して良かったと心の底から思っております