
パソコンデスク用の椅子を購入するか否か、ずっと検討していたのですが、先日のAmazonプライムで安く購入できるということもあり、衝動買いしてしまいました。(なぜか妻の分も購入しました笑)
私が購入したのはゲーミングチェアの代表格である「AKRACING PRO-Xシリーズ」です。
一般的な椅子と比べると多少値は張りますが、長く使用することを考えると超高級椅子よりは比較的安価で、質も良さそうだったので購入することに決めました。
ゲーミングチェアは組立式のものがほとんどですが、ご多分に漏れずAKRACINGのPRO-Xシリーズも組立式でした。
この組立に手間取る方が多いということで、今回は実際に組み立てながらレポートしてみようと思います。
目次
AKRACING PRO-Xシリーズとは
まずはAKRACINGについて少し説明しておきます。
AKRACINGとは、商品名からも分かるとおり、レーシングシートを開発している方々が作っている椅子となります。
カーレーサーはレース中に通常よりも多くのG(負荷)を体に受けるため、レーシングシートはドライバーの身を守るためにとても安全で強固な設計をしております。
そんな椅子造りのプロの方々が開発したのがAKRACINGのゲーミングチェアなのです。
普通の椅子との違いは重量感のある趣きと、座った時の安定感でしょうか。
ちょっと良い車に乗った時のあの感覚です。
ゲーミングチェアというネーミングですが、当然オフィスに置いても大丈夫です。
むしろ長時間パソコンに向かう人には持って来いの椅子だと思います。
かく言う私もゲームをする時はソファーで、主にパソコン使用時に愛用しております。
AKRACINGのゲーミングチェアは全4種類展開です。
その中でも上位に位置するのがPRO-Xシリーズ(上から2番目)です。
下位モデルの製品との違いを簡単に申し上げると、
・アームレストの位置調整が可能
・座席部分が広いのであぐらが組める
・座席部分が分厚いので座り心地が良い
この3点がPRO-Xシリーズの大きな特徴といえるでしょう。
女性は元より、男性の方でも窮屈にならなずに座れること間違いなしです。
色は全部で4色。
赤・青・白・灰色
赤と青は正直少し派手です。
自宅用であれば赤や青でももちろん構いませんが、オフィス用であれば白や灰色の方が違和感なく設置できるかもしれません。
私は自宅用ですが、白と灰色を購入しました。
自宅用とはいえ、赤や青はやはり目立ってしまいます。
家具とのバランスも考えると、白か灰色を選ぶと良いと思います。
購入に至った理由
高額ではありますが、購入に至った理由は2つあります。
購入前に実際に座ってみた
インターネットで商品を購入することの一番のデメリットは、前もってその商品を試すことができないことです。
椅子であれば当然座り心地を確かめたいところですが、通販ではそれも難しい・・・
しかしAKRACINGの場合は違います。
なんと、AKRACINGのゲーミングチェアは全国に展示店舗がございます!!!
お近くの店舗が知りたい方はAKRACINGのホームページにてご確認ください。
私の場合は実際に座ってみて購入の意思がグッと固まりました。
口コミだけ答えを出すのは早計です。
実際に座り心地を確かめ、確信を持って購入しましょう。
Amazonプライムのセール
つい先日、Amazonのお祭りがありましたね。
年に一度の大祭典、「Amazonプライムデー2017」
Prime会員限定ではありますが、AKRACINGのPRO-Xシリーズがなんと20%OFFとなっておりました!!!
金額にするとおよそ1万円の割引。
私は2台購入したので2万円引きでした。
ちなみに1人1台しか購入できない商品でしたが、色違いであれば割引購入できました。(同色は割引購入不可)
Amazonではプライムデーとは別に毎日タイムセールを行っており、時折AKRACINGの商品も割引されていることがあります。
その際の割引率はほとんど10%程度らしいのですが、今回は20%。
これはもう完全に買い時でした。
今は買わないでいつ買うのということで、即決して購入させていただきました。
実際に組み立ててみた
前置きが長くなりましたが、ここからは椅子の組立方法を確認していきましょう。
椅子が届いた時はこんな感じでした。
大きさが分かりやすいようにダンボールの上にペンを置いてみました。
かなり大きなダンボールで届いたので、ダンボールを捨てるのも一苦労でした。(ダンボールって月に2回しか捨てれないし・・・)

ダンボールの中を開けてみるとこんな感じで商品が梱包されておりました。

部品を全て外に出してみました。

前評判では大変だと言われる組立ですが、部品の数から見てもそんなに大変そうじゃありません。
組み立てる前に説明書を確認しました。

説明書はたったの1ページ。
これは思った以上に簡単そうです。
まずは背もたれ部の横のネジを外しました。

上記の写真の横の部分ですね。

これって最初からネジが外れた状態で梱包しておいてくれたら良いのでは?と思いつつ、ネジを外しました。
次に背もたれ部と座部を先ほど外したネジで組み合わせます。

この座部に組み立てます。
今思えば、これが最初で最後の難関でした。

上記の写真のとおりネジで留めていくのですが、これが中々難しいです。
私は妻に背もたれ部を支えてもらいながらネジを留めましたが、一人だと少し大変かもしれません。
ネジ穴にうまくフィットしませんでしたが、半ば強引にネジを留めました。
ここから先は非常に簡単ですので、このネジ留めだけは頑張りましょう。
続いて座部の側面にカバーをつけます。
このカバーは左右同じものをつけます。

さらに座部の左側にはもう1つカバーをつけます。

カバーの取り付けはとても簡単なので、カバー3枚の取り付けで5分もかからないでしょう。

続いて座部の底に椅子の足を取り付ける作業に入ります。
座部についているネジを外して(このネジも初めから取れた状態で梱包してくれれば時短になるのに・・・)、椅子の足を固定するための部品を装着します。
部品を装着する向きだけ気をつけましょう。(椅子の高さを調整するレバーが座った時の右手にくるように装着します)

お次はガスシリンダーなるものを空いている穴の所に差し込みます。

上記のような感じです。
あとはキャスターをつけた椅子の足を取り付ければ完成です!

ちなみにキャスターはグッと椅子の足に押し込むだけです。(結構奥まで押し込めるので、頑張って押しましょう)

あとはこれを座部本体と合わせるだけです。

所要時間は20分~30分といったところでしょうか。
といっても、ダンボールから部品を開封したり、ゴミを片付けながらなので、実質の組立時間はもっと短いと思われます。
ヘッドレストとランバーサポートはお好み
ヘッドレストとランバーサポートとは、頭と腰の部分を支えるための付属品です。
これは完全にお好みになってしまいますが、私は両方付けて使用しております。
当初はヘッドレストに違和感を覚えておりましたが、使い続けると逆にヘッドレストが無い椅子の方に違和感を覚えるようになりました。
首や腰の負担を軽減してくれるそうなので、ヘッドレストが気にならない方はとりあえず付けておきましょう。
リクライニング機能
実はこの椅子、180°のリクライニング機能がついているのですが、私はまったく使っていません。
こんな感じに背もたれ部を寝かすことができます。

対重16キロの息子が背もたれ部の3分の2ぐらいのところまで歩いて行きましたが、倒れませんでした。(そのあと調子に乗って端まで行って倒れたのは内緒です)
オフィス使いなら使う場面も出てくる機能かもしれませんが、自宅使いなので、ソファーかベッドで寝れば済む話です。
ちなみに寝心地はまぁまぁ良いです。
PRO-Xのメリット・デメリット
メリット
冒頭でも申し上げたとおり、座り心地はとても良いです。
安定感抜群でおしりも痛くないです。
椅子の上であぐらがかけます。
椅子の高さもかなり高いところまで上げられるので、高身長の方でも足が疲れなさそうです。(椅子の高さMAXで身長173cmの私のかかとがつかないぐらいになります)
アームレストが調整できるので、腕が全く疲れません。
デメリット
価格が高いのは最大のデメリットともいえるかもしれません。
もう1つデメリットというか、これは初期不良?とも呼べるのでしょうか。
椅子の足の部分や背もたれ部のネジ穴部分に傷や汚れが目立ちました。
私の椅子よりも妻の椅子の方が綺麗でした(泣)
このことから部品の保存方法によっては多少の個体差が出るように思えました。
あまりにひどければ交換してもらえるかもしれませんが、多少の汚れだったので、私は目を瞑りました。
まとめ
結果的には今、AKRACINGのゲーミングチェアを使用していてとても満足です。
首や腰が痛くなることは当然ありません。
ついでにアームレストのおかげで腕の痛みもありません。
オットマン(足置き)は正規品を購入する必要はないと思われます。
私は300円均一で購入した箱をオットマン代わりに使用しておりますが、全く問題ありません。(見た目的には問題ありかもしれませんが)
安いオットマンもたくさん売っているので、色々検討してみましょう。
参考程度に正規品もご紹介しておきましょう。
物は良さそうなんですが、ちょっと高いですね。
足置きに15,000円は中々手が出ません。
どうしてもAKRACINGで揃えたい方だけ購入しましょう。
よくベッド購入の売り文句で1日の3分の1はベッドにいる(つまり人生の3分の1はベッドにいる)から、上質なものを購入した方が良いなんていいますが、それは椅子も同じことがいえるかもしれません。
学生だってサラリーマンだってその多くは椅子の上で作業しております。
首が痛い、腰が痛い、腕が痛いと感じた時にはこの椅子の購入を考えてみてはいかがでしょうか?